いまや日本トップクラスの売れっ子小説家といっても過言ではない、伊坂幸太郎さん!
今回は、そんな伊坂幸太郎さんの年収をはじめ、プロフィールや、映画化となった話題の作品もご紹介します!
伊坂幸太郎(小説家)のプロフィール
まずは、伊坂幸太郎さんのプロフィールから!
名前:伊坂幸太郎(いさかこうたろう)
生年月日: 1971年5月25日
年齢:51歳(2022年11月現在)
出身地:千葉県松戸市
身長:不明
血液型:B型
趣味:トレーディングカードゲーム??
特技:特になし
大学:東北大学法学部
職業:小説家
まず、「伊坂幸太郎」という名前ですが、これは本名ではなくペンネームとのこと。
しかも、かの有名な作家さんを参考にしたらしく、その作家とは…
西村京太郎さん!
最初の3文字、「伊坂幸」は、西村京太郎さんの「西村京」と、伊=西=6画、のように漢字の画数が同じになるようにして決めたそうです。太郎はそのまま太郎ですね。
そして昭和のベストセラー作家にあやかったおかげか、伊坂さんも見事令和のベストセラー作家に!!
では本名は、というと…これは、伊坂幸太郎さんのお父様が、銀座でもう38年も画廊をされていて、その画廊の名前が「画廊宮坂」!
このことから、宮坂○○が、伊坂幸太郎さんの本名ではないか、と言われています。
そして、なんとお父様もその画廊での日々を書籍化!!「画廊は小説より奇なり」というシリーズで、ご自身で作ったと思われる出版社より出されています。
口コミを読むと、さすが伊坂幸太郎の父!?とても好評です!
Amazonでも買えますので、興味のある方はぜひ!
さて、ご出身は千葉県ですが、伊坂さんと言えば、「仙台」のイメージが強いですよね。
これは出身の東北大学が仙台にあり、その頃から現在まで、伊坂さんは仙台に在住されています。
「仙台ぐらし」という著書もあり、過去には仙台のスタバや喫茶店での目撃情報もしばしばありました。
そして趣味はトレーディングカード!?…これは数年前の出版社のインタビューでお答えになってました。その時は、”カードのことに思いを馳せる間に小説のことを考える”…くらいになっていたそうです。なんだか意外ですが、今もはまっているのでしょうか!?
また、伊坂さんは結婚されていて、息子さんがおひとりいらっしゃるようです。
その息子さんとの口喧嘩が、小説の中のセリフになったりもしているそうです。
また、伊坂さんの小説には恐妻家の主人公やそのエピソードがたくさん出てきます。
伊坂さんご自身はというと、前述のインタビューで…
妻の機嫌には敏感なほうだと思います。
とのことで、恐妻家エピソードには、伊坂さんの実体験が反映されているかもしれません!
伊坂幸太郎(小説家)の年収は?
さて、そんな伊坂さんの年収ですが、一体いくらなのか…!?
これは非公開なので、推測するしかありません。
前回書いた記事の中でもお伝えしていますが、小説家の収入源の第一は、やはり印税と原稿料。
しかし、出版部数は基本発表はされず、ベストセラー(おおよそ10万部以上)となった場合に、広報されたりします。
ここでは、伊坂さん作品の中で、公表された出版部数をもと印税を計算し、その年収を推定したいと思います。
伊坂さんの作品で、出版部数が公表されているものの一部をご紹介します。
・「逆ソクラテス」16万部突破(2021年1月現在)
→2020年4月発売=16万部@10ヶ月
・『殺し屋シリーズ(全3冊)』累計300万部 (2022年8月現在)
→2020年2月現在では、260万部と発表、2年半で40万部=平均16万部@1年
・『死神シリーズ(全2冊)』累計115万部(2022年現在)
→2008年に1冊目「死神の精度」発売、2016年「死者の浮力」発売、
14年間で115万部=平均8万部@1年
以上、6冊だけですが、平均売上部数を計算してみました。
もちろん本は、毎年平均的に売れるわけではないのですが、ここでは、計算の為に平均にならしてみました。
では、毎年何万部を売り上げたことになるのでしょうか?
その結果は…
27.2万部/年!
1冊あたり、新刊・文庫の平均として1000円と考え、印税を10%として計算すると…
272,000部×1000円×0.1=2720万円!!
そしてこれは6冊だけの推定印税収入です。
伊坂さんは、2022年時点で、小説だけでも40冊を超える著作があります。
40冊÷6冊=約6.7なので、この収入を6.7倍します。
2720万円×6.7=1億8224万円
となります!
あくまで、一部の小説の売上部数からの推定なので、年によって波はあるかと思いますが…
伊坂幸太郎さんの年収は、少なく見積もっても、毎年1億円、多い時には2億円は超えているのではないでしょうか!
伊坂幸太郎(小説家)の作品がハリウッドで映画化で大稼ぎ!?
2022年9月、なんと伊坂さんの作品がハリウッドで映画化されました!
その名も『ブレット・トレイン』なんと主演は…ブラッド・ピット!!
こちらは、2010年に出版された「マリアビートル」が原作になっています。
マリアビートルは、「殺し屋シリーズ」と言われる3部作の2番めの作品。
その内容はというと、元殺し屋、殺し屋、優等生の仮面をかぶった残忍な中学生…という物騒なメンバーが、なんと東北新幹線に同乗しているという設定…!!
狙う人、狙われた人が交錯し、東北新幹線は疾走!読みだしたら止まらないエンターテイメント小説となっています。
では、映画は、というと…なんと舞台は日本!そして新幹線!ですが、東北新幹線ではなく、京都行きの新幹線だそう…!伊坂さんとしては、やはり東北に向かってほしかったようです笑
とはいうものの、ハリウッド映画なのに、舞台が日本とはうれしいですね!
伊坂さんいわく、
想像以上に、原作のアイディアを使ってくれている
そうです!
映画となるとテイストが変わってしまったりすることも多いなか、ブレッドトレインは、かなり原作のイメージに近いようです。原作ファンの方もこれはうれしいですね!
疾走エンターテイメント!とも言われるこの作品は、原作未読の方も、もちろん楽しめるはず!
そして興行収入はというと…アメリカではなんと公開2ヶ月で1億ドル(約135億円)を突破!!
日本でも、公開1ヶ月で11億円を突破するなど、人気の作品となりました。
もう日本での上映は終わっていますが、12/7にDVDが発売されました。
AmazonPrimeでレンタルもできます!興味のある方はぜひ見てみてはいかがでしょうか?
さて、ついにハリウッドにも進出した伊坂作品!伊坂さんの年収も大幅アップとなるのでしょうか?
映画に原作を提供した場合、支払われるのは、原稿使用料(映画化権料)と言われるもの。
こちらでもご紹介したように、原稿使用料は1000万円を上限として協議、とのことなので、多くても1000万円。アメリカでの興行収入を考えると、たったこれだけ…と思いますよね。
そうなのです、全世界でも310億円以上の興行収入があったと言われているのに、原作使用料は関係ないのです…!!
とはいえ、今後DVDの売上やレンタルの二次使用料が入ってくる可能性があります。
こちらの方も年間で軽く1000万円は超えていくでしょう!
伊坂幸太郎さんの年収まとめ
・伊坂幸太郎はペンネーム!西村京太郎にあやかって、見事ベストセラー作家に!
・伊坂さんの年収は、ほぼ間違いなく億超え!
・2022年はハリウッド映画化作品も!「ブレッドトレイン」は「マリアビートル」が原作!
・とはいえ映画化では、収入増は1000〜2000万円!
以上、伊坂幸太郎さんの年収について調べてみました!
伊坂幸太郎さんの小説には、現実とファンタジーの境目のような不思議な空気感があります。
もちろん殺し屋などの物騒な職業も出てくるのですが…基本的に登場人物がみな善人。
その点にすごく安心感があり、読み出すと止まらない、でも読み終わるのがもったいないから読みたくない…そんな矛盾を感じたい人はぜひおおすすめします!!笑
年収も億超えがほぼ間違いない伊坂さんですが、たくさんの人に支持されるのがよくわかります!
作家生活20年を超えても、まだまだ伊坂ワールドは進化しています。これからの伊坂さんの作品も楽しみにしましょう!
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