プロゲーマーの年収は一体いくら?食べていけるの!?日本人プレイヤーの平均年収や賞金ランキングを調査!

プロゲーマー

今話題のeスポーツ!いわゆるコンピュータ型の対戦ゲームですが、国内外でたくさんの大会が開催されています。プロゲーマーとは、そういった大会に出場し、賞金を中心として生計を立てている人たちのこと。

今回は、日本のプロゲーマーの平均年収や、海外でも活躍する日本人プレイヤーの2021年の最新賞金ランキングを調査しました。

プロゲーマーの平均年収!日本でプロゲーマーは何人いるの?

日本のプロゲーマーの平均年収は、推定400〜450万円前後と言われています。これは、純粋に賞金だけではなく、スポンサー料や所属するチームからの給与、YouTube配信等で得た収入も含まれるようです。

そして、あくまでも平均なので、実際には、後述しますが、年収1000万円を超えるプレイヤーが一定数いる中、年収100万円前後のプレイヤーも多数いるのではないかと思います。(そうなるとゲームだけで生計が立てられない可能性が高いので、アルバイト等をしているプレイヤーもいるようです。)

そもそも日本人でプロゲーマーは何人いるのか、という点ですが、日本eスポーツ連合(JeSU)が発行しているプロライセンス取得者は、287名です。実際には資格はなくとも実力があれば、プロゲーマーとして活動できるので、一概には言えませんが、日本のe-sports競技人口が約360万人といわれているので、単純計算すると競技者のうち、1万2000人に1人がプロゲーマーになっている計算になります。

なかなか狭き門に思えますが…近年はeスポーツ専門のチームや組織も増え、なかにはDetonatioN FocusMeのように、専業・フルタイム制で固定給を導入したチームもあります。そういった専業チームの中には、シェアハウス、いわゆるゲーミングハウスに同居し、日々の活動や練習を共にするチームもあります。リアルのプロスポーツチームのようですね。

また、そうした流れとは別に、本業でサラリーマンをしながら、副業としてeスポーツの大会に出場するプレイヤーもいます。こちらは本業で安定収入を得た上で、プロゲーマーを目指す堅実な方法と言えそうです。

世界の競技人口はすでに1億人を突破し、日本でもまだまだこれから広がる可能性が大きい、eスポーツ市場!!
今後、プロゲーマーもどんどん増えていくのではないでしょうか。

日本人プロゲーマーの獲得賞金ランキングを発表!2021年最新版!

日本人プロゲーマーの中でも、世界で活躍するプレイヤーが増えてきました。業界だけでなく、一般での知名度も高い有名な選手もたくさん出てきています。さらには、国内のeスポーツの大会でも優勝賞金1億円を超える大会が出てきて、賞金額も年々上がってきています。

しかし、海外の大会では、賞金額が桁違い…!!実際に、2021年にルーマニアで開催されたThe International 10で、 優勝賞金はなんと1800万ドル!!2022年9月現在の相場で、なんと25億円以上!!夢のある世界ですね…。

さて、そのような大会に出場する、日本人プロゲーマーの賞金獲得額は一体いくらくらいなのでしょうか?ここでは、2021年の賞金以外のスポンサー収入は含めない、獲得賞金ランキングを発表します!

2021年 日本人プロゲーマー eスポーツ 獲得賞金ランキング
※日本円は2022年9月の相場で換算
第1位 kakip $1,228,551.54(約1億7600万円)

ちなみにこの当時kakip選手は19歳です。末恐ろしいです…。

第2位 negima $409,517.18(約5880万円)

第3位 posesi $226,250.00 (約3250万円)

第4位 Hanada $163,806.87 (約2350万円)

第5位 SaRa $163,096.75 (約2340万円)

【参照:esportsearnings.com】

…この他 、獲得賞金2000万円を超えるプレイヤーが6人1000万円を超えるプレイヤーも6人いました。少なくとも、賞金額だけで、年収1000万円を超えるプロゲーマーが、2021年には16人いたことになります!

この他、スポンサー料や他の活動で得た収入を含めると、プロゲーマー287名のうち上位約10%は、年収1000万円を超えているのではないでしょうか。

とはいえ、チームに所属しないプレイヤーは、世界大会参加時の旅費や練習環境の設備費等、必要経費は原則実費負担なので、満額手元に残るわけではないということも、理解しておきましょう。

プロゲーマーで稼ぐには?どうすればいい?

では、そんなプロゲーマーになるためには、どのような方法があり、何が必要なのでしょうか?まず、プロゲーマーの世界は完全に実力主義です。年齢や性別、経験に関係なく、大会で勝てる実力があれば、賞金を稼ぐこともできますし、スポンサーがつく可能性、チームに入れる可能性が高まり、安定収入を得られるようになっていきます。

ただ、日本で活動する場合には、前述した日本eスポーツ連合(JeSU)が発行する、プロライセンスを取得を目指すプレイヤーが多いです。

なぜなら、日本の賞金大会で、プロライセンスを持っていないと、その賞金が、景品という扱いになり、景品表示法により、10万という上限がついてしまいます。プロライセンス保持者の場合は、賞金が仕事の報酬となり、満額受け取れます。

とはいえ、このJeSUのプロライセンスも、JeSUが公認する大会で優秀な成績を残すなど、ライセンス取得にふさわしいと判断された者に発行される、とのことなので、結局は実力主義であることには変わりありません。実際、中学生、高校生のプロゲーマーも存在しています!

では、実力をつけることが大前提で、その上で稼いでいくは、どのような方法があるでしょうか?

1.練習→大会に出場→練習、を繰り返し賞金を稼いでいく
一番シンプルな方法ですね!安定的に稼ぐことができれば、これだけで生計を立てられます。

2.大会で実績を残し、プロゲーミングチームからスカウトを受ける

3.大会で実績を残し、企業などからスポンサー支援を受ける

こちらの2つも結果を残していくことは変わりませんが、それに加え、どちらも情報発信や広報的 な活動を積極的に行うことで、スカウトを受けられる可能性が高まります。

SNSやYou Tubeなどもうまく活用し、チームやスポンサー企業に、影響力のあるプレイヤーだと認知してもらうことも大切です。SNSでのフォロワー数が増えれば、SNSの発信でもマネタイズし、稼いでいくこともできます。

プロゲーマーで稼ぐためには、大会で実績を残すことができるゲームの実力、これが何をおいても必要なものです。また、海外の大会に出場し、稼いでいくには、英語力も必要なスキルと言えます。

やはり高額の賞金を稼ぐこと、稼ぎ続けることを考えれば、海外の大会、海外のゲームに参戦することはある意味マストで、そうすると英語でのコミュニケーションも必然的に増えてきます。

日本のプロゲーマー年収まとめ

・日本人プロゲーマーの平均年収は推定400〜450万円前後!

・2021年の日本人プレイヤーの最高獲得賞金額は約1億7600万円!

・年収1000万円超えの日本人プレイヤーは少なくとも16人はいる!

・プロゲーマーとして稼いでいくには、とにかく大会に出て賞金を稼ぐ!海外の大会に参戦はマスト!
・SNSやYouTubeをうまく活用し、スポンサー獲得やチームからのスカウトを目指す!

これから爆発的に伸びる可能性のあるeスポーツ市場!!日本でもゲーミングチームや、賞金大会も増えてきています。ゲームが好きならプロゲーマーになることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?

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